馬鹿馬鹿しいと思われるかもしれないけど、これは私の夢だった。 どうしようもないホストやバンドマンを好きになって、身体をとことん売りつくして、そしてどうしようもなくなって死んでいく人たちのことが羨ましかった。 いつからかわからないけど高校生の…
『リリイ・シュシュのすべて』(2001) 岩井俊二 この映画を初めて見たとき、私はまだ16歳だった。 ライブハウスに足を踏み入れたこともない、片田舎の根暗な高校生。 たった一人だけ、14歳からずっと神様だと信じているバンドマンがいて、毎日毎日彼の歌を聴…
自分のベースの音くらいは自分でつくれます。 って、もっと早く言えば良かったのかもしれないですね。 ある人に、「その首輪は誰につけられてるの?」って聞かれて、「自分でつけてます」と答えました。 その人じゃないけど、勘違いしてた人が他にいるので言…
個人的な話。 シューゲイザーに準ずる音楽やバンドが好きだけど、 音のうるさい空間は昔からとても嫌いだった。人が多いところとか。祭とか。 人の声とか、物音とか、聞きたくない音があまりにも多すぎるし、 音楽が流れている空間も大体は好きではない。 多…
今日、テレビで水彩画を描いている芸能人たちを見て、 ああ世の中の人たちにはこんなにも上手く絵を描ける人がいるのか、と驚いた 驚いたんだけど、よくよく考えたら私の周りの人たちにもそんな人は今まで沢山いて、 明らかに私の描けなさの方が人智を超えた…
おめでたいかどうかはともかく。 今年はとにかく本当に好き勝手に生きていきたいなーと思ってるし、 できたら今年中にささっと死ねたらいいなーとも思っている。 全く逆のことを言っているようで、全く同じ意味のこと。 2015年はとにかく、いろんなことに気…
アーティストとファンの適正距離はどこにあるのだろうか。 アーティストとファンの間には絶対に越えられない大きな壁がある、 とずっと考えながらCDを買い、ライブハウスに通っていた私にとって、 篠塚さんという存在はとても衝撃的で、未だに心のどこかで受…
ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督の『マリア・ブラウンの結婚』を見た。 借りようと思ったら都心の一部のTSUTAYAにVHSでしか置いてないし、 なんかまー正直古臭い映画だろうなーと思って見るのを渋ってたところあったけど、 まあこれが見始めたら面…
あると、いつもいつも思っている。 だから、適当に空いた時間で見るということがどうしてもできない。 映画館に映画を見に行くときは、それがゼミとかの関係で見なければならないよっぽど興味ない映画であるとき以外には、前後にどんな用事があっても、映画…
17時40分頃に着くともう会場内には沢山の人が。 ライブハウスの入り口やフロア、スペースがある場所のどこにでも展示作品がある光景は、今まで見たどのライブハウスの光景とも違って不思議でした。 オオタ13月 この人のつくる曲たちは寂しがり屋だ。 私は弾…
なんやかんやいっても、人を最終的に救うのはパンじゃなくて神様だ。 命を繋ぐということと心が救われるということは対極にあるのだから。 人の役に立てる仕事だから、と志望動機を書いたり、 苦しんでる人の助けになりたいといってボランティアしたりする人…
歌うときの目に宿る暗さだとか、 声全体に帯びている艶やかさとか、 ゆっくりと歩く背中に宿っている重みとか、 縋るように震える手を伸ばして歌う仕草とか、 頭を振り乱しながらギターを掻き鳴らす姿とか、 時折見せるふとした瞬間の笑顔の愛らしさとか。 …
セックスできるお兄ちゃんがほしい。 私を救ってくれる人がいるとしたら、セックスできるお兄ちゃん以外にありえない。 もうネタじゃなくて、一昨日くらいから本当に大真面目に考えている。 私はおそらく女性としてはそこまでセックスを好きなわけでも嫌いな…
今朝 鏡の前で服を脱ごうとしたところ、あばらから腹にかけての肉がごっそり薄くなっていることに気が付いた。 ぞっとして慌てて体重計に乗ると、5日前ほどに測ったときより1キロ以上も痩せていた。 ぞっとして一度電源を切ってから測り直したが数値は変わら…
半年以上ぶりに見たてんてんは、やっぱりてんてんでしかなかった。 最後の最後の青空ギロチンのサビ、 満身創痍、髪も顔も汗でぐちゃぐちゃぼろぼろ、声が出なくてマイクも持たない、 普通ならこんなボーカル、こんなヴィジュアル系バンドマン最低すぎるだろ…
極彩色夢絵空事。 この瞬間こそが全て。 まさにその表現が似つかわしいライブだったと思う。 見た瞬間に笑ってしまうほど大きいミラーボールとか、 ただでさえ待ち時間が長いのに押してる開演時間とか、 人がいっぱいで始まる前から酸欠になりそうなフロアの…
「うるさい、だまれ、死ね」 叫ぶ自分の声で目が覚めた。 驚いた。すぐになかったことにしようとして、でもなかったことにはできなくて、ヘッドホンを着けて大音量でこのアルバムを流した。 --------------------------------------------------------------…
ライブを見るにあたって、ライブハウスという環境はとても重要。 極端な例ですが、私なんかは、行きたいイベントでも苦手なライブハウスだから行かないなんてことをよくする人間なので、ライブに行き慣れてる人であれば、それぞれに好きな・苦手なライブハウ…
ただただ眠くて、 日々は穏やかで、 やらなければならないことには手をつけられなくて、 人に飲みに誘われると嬉しくて、 好きなバンドのライブが目前に迫っていると嬉しくて、 高校生の頃に読んだ世界一好きな小説を今更買って読み直している。 部屋の中は…
それでも世界が続くなら「響かない部屋」 - YouTube 「銃声のない国に生まれただけで幸せなことだから感謝しなさい」 なんて台詞を今まで何度聞いたことがあるだろう。 いじめを受けている人間にとって、そうではなくても弱者として扱われてしまう人間にとっ…
urema 1月末に見てから二回目。 新代田でも聴いた新曲の鏡がとても好きなんですが、この日はなにおりチルクラブを聴けたことが嬉しかったです。あと、さむいさむいこおりのなかも本当に聴きたかったので。 さむいさむいこおりのなか、照明が赤ベースだったの…
SEは女性ボーカルの綺麗な曲、なんだけど歌詞がアレ 拍手されながらメンバーが持ち場につくと、轟音と同時にノイズ映像が容赦なくメンバーの上から被せられる。 で、今日ってプロジェクションマッピングなんだ、と驚いた。 消えた星の行方 「ひとり 誰とい…
初めて来たハコなんですがスタッフさんが丁寧でお優しいですね...あたたかい対応ありがたい... 中に入ると、フロアの壁際に楽器や機材が置かれていて、その周りを半円状に囲む形でお客さんたちが立っていた。 ステージも開放されていたけど、私はフロアに立…
私が沼堕ちするときは、必ず明確な瞬間がある。好きに理由はいらないが、沼に瞬間は必要だと思う。 その沼の主にどうしようもなく心を動かされる瞬間。他の人には何でもない瞬間が、誰かにとっては沼堕ちの瞬間。その瞬間について興味がある。 どの瞬間にど…
bask in the deepと現体制のDISHを見に行きました。 bask in the deep 幕が開いたらびっくり。平阪さん黒髪.....!!!!!だし、すごく、あれだ。この髪型だととても根本コウヘイに見える。何故だろう。 轟音の中にしみじみと四季の色と情緒と、人の生き死…
16日以降、あがりにあがりまくって何にも超えられないくらいどうしようもなく高くなっていたハードルは、正攻法で越えられたのではなく、真上から木端微塵にぶち壊されました。 他のバンドさんも素敵だったんですが、あまりにも書ききれないのでバスクのこと…
始動ワンマンツアーファイナル、 点々の誕生日、点々、大祐さん、哲弥さんの地元である仙台。 そんな諸々にふさわしいライブだったと思います。 1 取り除けない 2 飼い主が呼んでるぜ 3 my head bursting open call a doctor 4 プレデター 5 I HATE SUNDAY 6…
今までの人生で見た中でも、忘れられないライブになってしまいました。 きっとこれから何度でも、この日のライブを思い出すことになるでしょう。 1.殺して山に埋めたい 2.オカルト(仮) 3.プレデター -takashi Mc- 4.21世紀少年 5.my head bursting open ca…
ワンマンツアー二日目名古屋。 セトリは前日と順番も殆ど変わっていなかったのに、雰囲気や空気感がまるで違ったライブでした。楽しかった。 もう記憶もかなり薄れてしまったので、覚えてることとメモしてたことだけ。 1.殺して山に埋めたい 2.my head burst…
とうとう正式始動、ワンマンツアー初日の大阪です。 1.殺して山に埋めたい 2.untitled 3.プレデター 4.I HATE SUNDAY 5.取り除けない 6.my head bursting open call a doctor 7.割れた窓 8..一本のマッチ 9.虚ろう都 10.21世紀少年 11.薄明光線 12.オカルト(…