あけました
おめでたいかどうかはともかく。
今年はとにかく本当に好き勝手に生きていきたいなーと思ってるし、
できたら今年中にささっと死ねたらいいなーとも思っている。
全く逆のことを言っているようで、全く同じ意味のこと。
2015年はとにかく、いろんなことに気付かされた年だった...気がする。
自分で、ふとした瞬間に気付いたこともあるし、人から言われて気付いたこともあるし、なんらかの経験を通してつくづく思い知ったこともある。
・幸せは隣の芝生が見えない(目に入っても何も感じない)こと
・私はきっとごくごく普通とされている社会一般の定義に沿って生きることはできるけど(無論出産以外)、そう生きていったらおそらく幸せにはなれないこと
・世の中には私には想像もつかないくらい、狭い日本の中ですら本当にいろんな社会やコミュニティがあって、いろんな歴史や価値観を持った人が生きているということ
その誰もが幸せか否かはおいておいてもそれぞれの人生を送れているということ
・自分自身でびっくりするくらい根底の部分では人格や物事や人に対する見方がものすごく歪んでいて修復不可能であること
それは残念ながら生まれ育った家庭環境に大きく影響されていること
だから歪んでいない人たちの中に入って生きるのが苦痛であること
でもそういう歪みが私自身を形作っていて、それを面白いとか魅力的だとか感じて付き合い続けてくれる奇特で物好きでありがたい人たちもいること
・私がこの世の中で明確に「愛している」と断言できるものは今までも、多分これからも音楽しかないこと
最後については本当に、自分で思っていた以上に自分が本当に音楽を好きで居続けてきたということに気付かされる瞬間が昨年終わりくらいに突然沢山あって、本当に本当にびっくりした。
勿論、嫌いな音楽・好きになれないバンドは沢山あるんだけど、逆に言えば具体的に嫌いな音楽や好きになれないバンドの数を沢山思いつけるだけ、いろいろな音楽を聴いてきたしいろいろなバンドのライブを見てきたんだろうな、とも思う。
そういえば前々から、人からは「本当に音楽が好きな人」みたいに言われることがあった気がするんだけれど、私自身としては全く的外れな評だと思っていたから気にも留めずに流してたなあとか...(言ってくれた人すみません)
なんというか、昨年終わりくらいまでは、音楽は手段の一つというか、私の中で小説や映画と全く同じ括りで同じ程度の存在でしかないものだと思っていて、いや勿論、小説とか映画も好きなんですけど。
ただ、いつも心の中に巣食っているのは音楽だけなんだなあと気付いた、というか。
ぼーっとしているときも、食事をしているときも、仕事をしているときも、友達とはしゃいでいるときも、一人で泣いているときも、誰かとキスをしているときも、ずっと心のどこかに音楽があって、
よくよく考えたら、音楽を通してでしか人と親密になれない人生だった気がする。
音楽やバンドにはまったことの無い人との付き合い方が未だにわからない(ありがたいことに、大学入ってからはそういう友人もできたので視野が広がったけど)。
あーーーー、、、なんかものすごくまとまりのない文になったんだけど、
なんとなく2016年が本格的に始まる前にどこかに文章にしておきたくて。
とにかく気付いたことを大事にしながら、今年は本当に楽しく明るく自分勝手に生きて、それでもそばにいてくれる人のことだけを大切に気遣っていこうと思ってます。
ので、今年もよろしくしてくれる方はよろしくお願いします。