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2014/9/18 池袋手刀

 

bask in the deepと現体制のDISHを見に行きました。

 

bask in the deep

幕が開いたらびっくり。平阪さん黒髪.....!!!!!だし、すごく、あれだ。この髪型だととても根本コウヘイに見える。何故だろう。

轟音の中にしみじみと四季の色と情緒と、人の生き死にを感じさせるバンドだなあと改めて思う。いかにも手刀盤だな、って。

後ろの方から見てたけど、もしかしたら近くの方で見る方が正解なのかもしれない。

もっともっと音にのめりこみたい。

機材トラブルでギターの音がプツプツ途切れてたのが勿体なかったなー。

集中力が途切れる。

でもでも私は、ばskの、暗がりでじめじめしてるのにメロディーが綺麗で言葉が綺麗なのが本当に好きです。陰でしか存在しない、日の当たらない、あの感じ。

陽炎が音源化されるのが楽しみだなあ。暗闇の中に浮かぶ情念の赤と、夜空に浮かぶ星の色と。

この日は最後がうたかたのゆめだったのが、とっても嬉しかった。

一年前の9/18、池袋手刀、同じ場所で、私が初めてばskを見た日に最後にやった曲。当時バンギャル的にも日常生活的にもしんどいことが重なって、心因性の気管支炎を煩って病んでいた私は、あの日のうたかたのゆめに心を奪われてこのバンドを好きになったんでした、なんて、当時のことを思い出して。

平阪さんが好きだなあ、と思います。上手く言えないけど。人間としての不器用さが全面に出てる感じが、あれから一年経った今でも好きです。

でも、もっともっとすごいライブが出来るバンドだと思うし、曲がいい分、もっともっとって思ってしまう。贅沢病だけど、好きなバンドだからこそもっともっとすごいバンドになってほしいなあって、なったらいいなあって、なったらもうきっと離れられなくなるんだろうな、とも、思います。

一年前の私と出会ってくれてありがとう。

 

 

DISH

THe CureのLOSTが流れだし、徐々に幕があがりはじめ、幕があがったら上手から渋谷さんのギターの鋭いノイズ音。ドラムの前にいるのもよく見慣れた顔。下手は......顔も名前も知らない人。

その顔も名前も知らない下手の人は、少し長めのお洒落なハットを被っていて、服からは刺青がちら見えしていて。幕開けから上手の方を向いていて、煙草をふかしながら、楽器を支える棒(あれですあれ)を使って、ベースに寄り添う様に弾いていました。白い煙を吐きながらベースを弾くその横顔が、とても色っぽかった。

 

9ヶ月半ぶり。

とても、良かったです。最初から最後の方までずっと涙が止まらなかった。