2014/6/17 @池袋EDGE
遅刻して入って目当てが終わったら帰るのが当たり前になりましたね。
ライブに全然行けなかった高校生の頃はそういうバンギャルさんが信じられなかったし、そうはならないだろうと思っていたし、なりたくもないと思っていたけど、今はあの頃そう思って見てたバンギャルさんたちの気持ちがすんなり理解出来るよ。
Gimmick.
初めましてさん。
勝手なイメージでキラキラ系だと思っていたけど、キラキラってよりソフビって感じだった。なんだか正統派ソフビ。曲は明るいのが多いのでちょっとキラキラっぽいけど。
上手ギターの、眉間にしわ寄せて笑いながらぎゅいんぎゅいん系ギター弾くお兄さんが格好良かった。眉間にしわってよりは元々目元がいかつい顔なのかな...笑。
大阪か盤らしくてMCがひたすら上手い。自分たちのノリに客を巻き込むのが上手いというかね。聞いてて楽しい。
ボーカルさん、そんなイケメンではないはずなのに何故か段々どんどんイケメンに見えてくる...なんなんだろう。
メンバー同士のやり取りとか、ステージの上の空気感があまりにもキラキラしていてやられた。キラキラってあれね、スパンコールとかミラーボールみたいな人工的なキラキラではなくて、可愛い男子高校生の青春を眺めてるような感じ。
だから好きな人は結構多いんじゃないですかね。
My BACTERIA HEAT IsLAND
殺して山に埋めたい
薄明光線
虚ろう都
オカルト
全体的に、6日より良かったよ。ちゃんと決まっていた。
このバンドを見るたびに、眩しいなあって思う。どこに眩しさを感じるのかはいまいちよくわからない。若さを感じるわけでもないし、未来を感じるわけでもない。
敢えていうなら、5/19のときに感じたみたいな、解散間近のバンドだけが出す最後の閃光みたいなもの...そういう光に、やっぱり近い。まだまだこれからの、始まったばっかりのバンドだっていうのにね。
「こんなとっつきにくいメイクして格好してやってる俺らだけど、バンギャにはすげー優しいバンドだからよろしく」って言ってたのを、何回か聞いた気がするなあとか、自分で言うなよ、とか思いつつ、そうだねえそうだねえって聞いてた。
プレデターは初披露なのか、5/1以前にやったことがあるのかは知らないけれど、初めて聴いた。なんかすごくシンプルでしみじみとした歌モノ。イメージ的にはケミカル後期でやってたような感じの曲。マイバクでもこういう曲もやるんだなーってちょっと安心したけど、まだ数こなしてないからか多少ぎこちなかったかな。
歌詞によってはものすごくじわじわくる曲になりそう。
虚ろう都、とってもよかった。
6日が全体的にぐだぐだでちょっと勿体なかった分、この日はとっても良かった。
出だし、真っ青な照明の中で、点々が天井を見上げて祈るように十字を切るのが、とても綺麗で、それだけで、うん。
中間部も、手を翳しながら歌う点々の、汗に濡れた横顔が綺麗。
本当に、鳥肌が立つくらい綺麗で、もうなにもかもどうでもよくなるくらい好き。
最後のサビ、二拍目にあるブレイクがびしっと完璧に決まって本っ当格好良かった!!音もぴったり決まったし、好き勝手に演奏してる5人の動きもその拍だけぴったり決まって!!なんって格好良いバンドなんだろうって感動せずにはいられませんでした。心臓が止まるかと思ったよ。
虚ろう都→オカルトの流れもすごく良くて、
真っ青で透き通っていて綺麗な虚ろう都が終わったら、すぐに真っ赤で陰があって食って掛かるようなオカルトへ。
オカルトの点々のだみ声シャウトが死ぬほど好きなんです。もう今まで聴いたことのある平の声の中でも、一番好きな声の一つって言えるくらいに、このだみ声シャウトが好き。耳から離れなくなる。
ましてやその前が優しいバラードだから、ギャップで映える映える。
こちらに伸ばしてきた手から汗が飛んできて、なんだか嬉しくなってしまった。この人の汗に触れたのはいつぶりだったっけ。
そしてこの日のダミ声シャウトが脳裏に焼き付いて取り除けなくなってしまったせいで、19日の弾丸強行当日券を決行してしまったのでした...苦笑。